インナーチャイルドの癒やしとも
幼少期からの思い、問題
いろいろな方にこの仕事をして出会って思うこと。
幼少期に起こったことがかなり大人になっても問題になっているっていうことです。
今現在の問題の原因が小さいときにあることが多いのです。
そしてその問題の部分というのは
20代になっても30代になっても40代になっても・・・ずっとずっと癒やされず
引きずっていることが多いのです。
今日まで小さいときから引きずっている心の問題が
明日になったら消えるということがないように、
たとえば29歳最後の今日と明日の誕生日の30歳になったからといって自然に消えるわけでもない。
そう考えると60歳になっても持っている心の問題、例として
『私は小さい時、親に冷たくされて今も寂しいんです』
などということが
今の自分の年齢が当時の親の年齢をずっと超えていても癒やされていないということが
あたりまえにあります。
当時自分が5歳、親の年齢が35歳だったとしても
今現在はかなりその親の年寄り上になっていてもその親の年齢を思うわけではなく、
自分の悲劇に焦点があたります。
そしてとても面白いと思いますが
そういう人ほど親と一緒に同居されていることが多いのです。
そんな親なら捨ててしまえばいいと思うような親でも離れられません。
その呪縛から逃れられませんし、逃れることを望んでいません。
これはスピリチュアルの世界でいうとインナーチャイルドの問題というやつです。
小さい時の当時の自分が心の中にいて暴れたり泣いたりします。
当時の自分が癒やされていないためその思いが何度もでてきて自分を苦しめます。
(これについて癒やす方法はありますが今回は書きません)
でもその対象物から離れません。
だったらその問題に向かえばいいのですがなかなかうまく行きません。
最終的に『親に認めてもらいたい』とか
『親にわかってもらいたい』なんていう自分の希望ではなく
『親を超える』ということが大きいのだと思います。
無視するわけでもなくただただ気にならなくなるのです。
冷たくするわけでもなく・・・
ただ一人の人間として思うわけです。
超えたときには過去の自分の人生が過去生のように感じられたりします。
これは親のためではなく自分のためにするべきではないかと思うのです。