隠れキリシタン
昨日なんとなく音がほしくてテレビを点けたところ、
ちょうど『クレイジージャーニー』がやっていて、見たところ
今でも続いている『隠れキリシタン』のことをやっていました。
番組によると隠れキリシタンは現在でも信仰が続いていて、
もうそのもの隠すことの歴史そのものが信仰になっている。
いわゆるそれが習わしになっていて、
かくさないでオープンなら隠れキリシタンではない、
それは今現在でも維持できる文化とのこと。
キリシタンは隠れキリシタンではないわけです。
興味深いですね。
隠れキリシタンは長崎が主です。
信仰は声にだせない宗教だったため口伝えで伝えて来た。
キリスト教とわからなくするためにマリア像を拝めないため
マリア観音を拝んでいて、お葬式も仏教のお葬式を行う裏で
本当のキリスト教のお葬式をされていたとのことでした。
キリストは異端なわけで当時はわかると殺されたわけですからね。
拝むのも両手で「手を組む」ことで親指が重なるその形が十字架を表していたと説明されていました。
「オラショ」という ポルトガル語でかかれた書物も紹介されていました。
今でも隠れキリシタンには3つのグループがあり、
その1つがもう1つと一緒になりそうなこともやっていました。
まだ脈々と続いていたことは驚愕でしたね。
信仰の力はすごいですね。
考えてみたら宗教戦争が昔から続いていて今でもみんなを戦わせる力を持っているわけですから。
これはなんだろう、神様が望んだ事なのか悩みます。
本来は基本は幸せになるための宗教なのでしょうから。
それでいうと私は日本の考えにある『八百万の神』の考え方が良いと思いますね。
全てに神が宿っているっていう考え。平和じゃないですか。
写真はイメージです
隠れキリシタンの聖地
『枯松神社』がその1つになります。全体の聖地。
こちらの神社、神社には本来ある「鳥居がない神社」です。
とても小さい神社で、建物の中には神父(サン・ジワン氏)のお墓が埋葬されそこで信者は祈りを捧げたとのこと。
明治時代 建立した。
こちらには「祈りの岩」がありその岩の下で座って祈ったという。
他の隠れキリシタンの1グループは当時ある島に渡り信仰していた。
もう1つのキリシタン村なのでしょうね。
そこには35世帯のかくれキリシタンが現在も住んでいる。
またもう1つの聖地であるキリシタンワンド。これはキリシタン洞窟です。
流れている水が聖水として信仰されているそうです。
こちら昔ここでキリストを信仰しているのが見つかって殺されてた歴史があるとのことでした。
逆に見つからないように
1年中 キリスト教じゃないということで天草のしめ縄を
1年中飾っていたそうです。普通はお正月にしか飾らないしめ縄を1年中見せていたわけですね。