断りづらいこの方法ー心理学

ビジネスでも使える方法

人ってしらない間に心理学的に日々操られているんだと思います。
一番は日本人の育ち方っていうのが大きい気がします。

 

もちろん 心理学は人類に共通して使えるのだと思いますが
とくに人の気持ちを考えることを小さい時から考えるような
教育、育ち方をしているので 勧誘を断ったときの
罪悪感が恐らく外国人より大きいのだと思います、

いわゆる『空気よめ』っていうことをかなり強く教育されます。

『空気読め』こんな言葉外国ではないですよ。

 

以前外国の語学学校に通っていた時に
オーストラリアの先生が
『話をするとき日本人と韓国人は人の話を聞いてから話しだすね。
中国人はアメリカ人と似ていて がんがん話途中でも自分の
話したい事つっこむね、同じアジア人でも気質が違う』って言っていましたね。

そんなのアジア人からしたら当たり前ですが、
白人はアジア人の
見分けがつかず一緒に見がちなんでしょうね。

 

今回の心理学
人の気持ちを考えたりするとなかなか はっきり言えなかったり
はっきり断りづらいということがあります。
これを説明してみようかと思います。

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ドアインザフェイス

これは一番有名な方法ではないでしょうか。

お願いをするときにまず断られそうなことを最初にお願いします。
もちろん断られます。

そしてそのあと 小さいお願いをするのです。

 

そうすると最初に断っているから相手の心に罪悪感ができていて
次のお願いがすんなり通るという方法です。

 

たとえば

『来週1週間ボランティア手伝ってくれない?』

『ごめん むり』

『そっか じゃあ土曜日1日手伝って』

『いいよ』

って言う事です。

 

デートを誘うのにもいいかもしれませんね。

電話やメールなんかで急に

『今日、ご飯しない?』(ここでは 難しいことを最初にいいます)

『これから?今日はちょっと無理』

『じゃあ 来週はどう?』

『いいよ』

また

『1万円かしてくれない?』

『ええ〜〜〜無理』

『じゃあ 今日のご飯代の3000円かして』

 

なんとなく ハードル下がりますよね。

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フット・イン・ザ・ドア

フット・イン・ザ・ドアは、ドア・イン・ザ・フェイスと逆で
小さいお願いから初めて大きいお願いにすることで
心理的に縛ってしまうやり方です。

 

セールスマンが、お家を訪問し相手がドアを少しあけてくれたら
閉められないように がっと足をいれて強引に話をきいてもらうことから
この名がきています。

人は一度okをだしてしまうと次にもokを出しやすくなるという傾向を
利用しています。

1回でお願いしないで2回にすることでこれも成立します。

 

『うちにくる時パン買って来てくれない?』

『いいよ』

『ああ ついでに夕飯の材料も買って来てくれる?』

 

1回目のお願いは、受けるも断るも相手の自由です。

というより しっかり考える癖をつけるといいと思います。

 

ですが、2回目のお願いについて自由は縛られてしまいます。

人は一貫性のある人間と思われたいという特性があり断りづらいのです。

最初のお願いを引き受けてしまったことで、2番目の依頼を断りづらくなってしまうのです。

 

ということで相手が逆にこの手を使って来た時にご注意ください。

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