インナーチャイルドの癒し(潜在意識)

大人が子供にしていいことと
悪い事があります。

私はすべて認めて、許すということが好きではありません。
「それも選んで生まれて来たんだから」ということで片付けてはいけない気がするからです。

人間といてやってはいけないことがあるし
道徳心というものを考えてやってはいけないこと、
子供への虐待などは認められません。

これ前提で書いていきます。

子供時代親に愛情をもらった人と
もらえなかった人

大人になって親から離れられるのは
親から十分な愛情をもらった人。

親から愛情を満足にもらえなかった人は
親から離れられない。

つくづく不思議だと思います。
反対のように思いますがどうも違うようです。

そんな毒な親なんて嫌いになれたらいいのでしょうが
そして反面教師になって 自分の愛情のある家庭を作ったらいいと思いますが
どうも そんな簡単な問題じゃないのです。

もちろんそうできた人もいますけれど
私の知っている人は それでもなかなか苦労されていました。

これはいくつかの例を見て思いますが
人間というのは 心理的に、同じ傾向にあるので
そうなる人が多いといおうか、そういうようにできているのだと思います。

そういう傾向にあるというのか
人間ってそんな作りなんだと思います。

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愛情の足りない人は大人になって 親から離れられない人になることが多いようです。

愛情が足りていないから。
愛情を求めているから。
愛情の器が満たされていないから。
そこから先に進めない。

親と一緒に住んで親からいつか必要とされるんではないかと期待していたり
親のためにお金を工面したり
離れて住んでいたとしても、親から頼まれるとうれしくてなんでもしてしまったり

いつか自分に向いてくれるんではないかと 見ていて切なくなるくらい
一生懸命に愛情を求めています。

それはいつか大人になったら自然に解消されるのではなく
40歳になっても50歳になっても続きます。

時にはそれを 親に求められないからパートナーに求めます。

『無償の愛』というものを。

でも親でもない相手はそれを要求されてもあげる事は
できないのです。
その関係はお互いに思いやるということで成立しています。
(共依存はまた別の問題)

愛情が足りてない人は 相手を試します。
自分がどれだけのことをしても 愛してくれるのか?

でも相手の人は、そんなわがままに付き合いきれません。
最初のうちはいいでしょうが
毎回だと気が滅入ってしまいます。

『どうして信じてくれないんだ』と。
中には怒りだす人もいるでしょう。

愛情を人に求めるのではなく
その愛情の不足は自分で自分を愛する事でしか埋められないのですが
言うのは簡単で 実行するのは難しい。

小さい時のインナーチャイルドが中にいて
暴れます。

『私はこんなに傷ついている!!!!!!』
『私をみて』
『無視しないで』

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もしこれを読んで
『私がそうだ』と思ったら
自分の内面をよく見たらいいでしょう。

そのために他人との関係にも少なからず影響がでている人もいるはずですから。

自分を癒すのは自分しかいないのです。

自分の中が(インナーチャイルドが)癒えたなら
まわりの人、パートナーとの関係も改善されていくはずです。